担当者名 | メイドインアリサ |
住所 | 大阪市北区西天満4-8-1 |
電話番号 | 電話番号なし |
大阪メトロ最寄駅 | 淀屋橋駅 徒歩9分 |
最寄駅 | 南森町駅 徒歩9分 |
営業時間 | 11:00〜16:00 定休日:日曜日・月曜日 |
比較的空いている時間帯 | 13:00以降 |
日に日に食事情がアップデートされていく酒場の聖地・天満エリア。淀屋橋駅を下車しビジネス街の喧騒をかき分け奥へ進むと現れてくる『ザ・モチベーションショップ(ザモチ)』さん。足元を彩るハッピーピンクの靴下をアクセントに、キュートな出立ちと満面の笑顔で出迎えてくれたのは店主のアリサさん。芳醇なカレーの香りが立ちこめる店内には、個性派×かわいいモノ好きには間違いなく「刺さる」雑貨たちで埋め尽くされています。頭のてっぺんからつまさきまで、ポジティブパワーがみなぎりまくっているアリサさんですが単なる"個性派カツカレー屋”と侮ることなかれ。そこには圧巻の、カツカレーへの飽くなき探求がありました。
アリサさんがカレー屋を始めたきっかけを教えてください。
最初はカレーよりも先にウェブショップで靴下を売っていました。靴下は自分が好きなのもありますが、履くと足元からモチベーションがぐ〜んっと上がっていくたんです。やっぱり靴下って生地や長さが全然違うので、一度対面販売をした際に直接手に取って見たいという人が多く来てくれて。オンラインだけじゃ限界があるなと思っていた時に、前職の先輩が「バーやるんやけど、昼やらへん?」と声をかけてくれたんです。ちょうど前の仕事を辞めたいとも考えていたし、間借りという形でも自由にさせてもらえるということで誘いを受けました。
当初は靴下や雑貨がメインだったんですけど、せっかくなら何かお店をやろうかなと、働いていた経験もあったカレー屋を始めることにしました。
Instagramを拝見したのですがカツカレー研修に行くなど、カレー愛をひしひしと感じました。そのカレー愛とはどこから来ているのでしょうか?
私自身、最初はスパイスカレーの店で働いていたのですが、今はカツカレーメインの欧風カレーでやっています。大阪はスパイスカレーの店が多く、逆に欧風カレーのチェーン店がメインなので増えていかないなという印象がありました。『カツ』って験担ぎのイメージがあるためか、大事な試験や面接の前に食べにきてくださる方がいらっしゃいます。
カツカレーの研修で全国を巡っていて、やっぱりカツカレーと言っても地域ごとに全然違うんですよ。あと使用している水や米で美味しさ違いますね。サービスエリアだったり市役所だったり、カツカレーって意外とどこでも食べられるんです。門真の免許センターの食堂にもカツカレーがあるんですけど、元々温玉が載っていてめっちゃ美味しいんです。免許更新にワクワクしていく方ってぶっちゃけ少ないし、憂鬱な2時間だと思うんです。でも、カツカレーがあればそれこそ一気にモチベーションも上がるし、食べれば細胞からみなぎって、気分もぱあっと晴れる!
来週も違うところに研修に行く予定とのことですが、勢いがすごいなと感じました。
そうなんですよ。一応、日・月が定休日なんですが、カツカレー研修のためにお休みしますと言ったらお客さんも「研修頑張ってね」と言ってくれるんですよ…(笑)
もちろん研修先でもカツカレー3軒は絶対食べます。研修明けでオープンしたときには、研修の成果を楽しみにお客さんが結構きてくださるんです。
お客さまとの会話を大事にされているんですね。
そうですね。初めての人でも話しかけます。めっちゃ良いTシャツを着ていらっしゃるお客さんだったら「めっちゃ良いTシャツ着ていますね!」と全然カツカレーには関係ないですが、話しかけちゃいます(笑)
今は結構忙しく、一人一人と話せなかったりしてバイト入れても良いんじゃないかと提案してくださるのですが、バイトを雇うことで私が運んだり接客できなくなってしまったりするので避けたいんです。
私、提供めっちゃ早いんですよ。私自身がワンオペの店に食べのに行って、「ワンオペやからしゃあない」ってなりたくないんです。それこそこのエリアは急いでいる人が多いので、あそこいつもいっぱいで並んでて入られへんってなって欲しくないんです。それって、モチベーションを逃すことになると思うんです。
価格帯が結構他店よりリーズナブルな印象があります。
今週(取材当日)は、牛すじの欧風カレーをやっていますが、お客さんが買ったら何万もするような牛すじをくれたりするんですよ。お店やっている人がわざわざ来て使わせてくれるみたいな。
エゾシカのカツカレーも今は1500円なんですが、以前の価格ではお客さんに「安すぎない?」とよく言われました。「ほな、1500円にするわ」みたいな感じで上げましたが、もっと高くてもいけるでって言ってもらえますね。
でも、私は別に儲けたいわけではないんですよ。原価を計算したこともないですし、お客さんが美味しく楽しく食べてくれて、自分が生活できたら良いなって思います。
後ろのカツカレー回数券すごく気になるんですがお客さんが友達にもあげているという噂の品ですよね。
そうですそうです。会社の中でも取引されていたりしているんですよ。喫茶店とかのこういうチケットを私がカツカレーですることが夢やったんです。お店を始めて小さい夢がいっぱい叶っている感じがしてとても嬉しいです。
このカツカレー回数券で話題性が出たり、『カツカレーといえばあのコのお店』ってなってもらえたら嬉しいですね。
お店をいきなり立ち上げることに不安などはなかったのでしょうか?
2020年10月くらいのコロナ禍の緊急事態宣言中にお店を始めたんです。うちは昼営業だけだったので協力金などは一切もらえない状況でしたがいつか絶対今よりもマシになるって考えていました。コロナ禍というどん底からのオープンだったので、「これより酷くなる時はないやろな」と思って暇をめっちゃ楽しむことができました。暇だったことで準備期間として使えたのも良かったなと思っています。あと、その時にいらっしゃったお客さんとみっちり喋ることができたし、他のお店は閉まっていたので「ここなんやろ?」ってチャレンジして来てくださる方が多かったので、私はめっちゃ楽しめたなと思っています。
アリサさんとお話ししていて、私自身すごくモチベーションが上がり気持ちが昂っているのですが、アリサさんのそのパワーはどこから来ているのでしょうか?
めっちゃオールしてそうって言われるんですが、しっかり寝ているからですかね(笑)
21時に寝て8時に起きるような生活をしています。
今日も香川からモチベーション貰いに来ましたっていうお客さんが来て、「モチベーション上がりました!」って言って帰られたんですが、そう言っていただけるのも私のモチベーションになるので、良い連鎖ですよね。
このお店の名前聞いた時、「なんの店だ!?」ってまさかカツカレー屋だと思いませんでした!アリサさんにとって、“モチベーション”と言うキーワードがいかに重要な要素なのかがお話の中で伝わります。
でしょ?それが良いんですよ!気になって調べたくなるし…
私がこの店名にしたのは、店を始める前からずっと口癖が「モチベーション上げようや!」だったんですよ。人間、何をするにもモチベーションが大事だと思っていて、自分のモチベーションが上がらなかったら皆さんのモチベーションも上げられないと思うので体調が悪かったら店を閉める時もあります。それくらい、モチベーションって大事なものだなと思っています。
お気に入りのアイテムを身に付けてテンションを上げる、美味しい食べ物を口いっぱい頬張ってしあわせに浸る。モチベーションの高め方は人それぞれだけど、モチベーションが上がるといろんなことが好転していく。自分自身がポジティブになれるのはもちろん、周りの人にもプラスの影響を与える。その重要性に気づき、誰よりもウェイトを置いてきたアリサさんの営むザモチには、まるでパワースポットのように人が引き寄せられてくる。
aeruOsakaを見て会いに来る方へメッセージをお願いします!
めっちゃ悲しいことがあった時も私に任せてください。必ずモチベーション、上げさせてもらいます!
モチベーション上げに来てください!
なんだか気分が乗らない、モチベーションが上がらない….そんなときの選択肢に、ぜひ「ザモチでカツカレー」を加えてもらいたい。全国を飛び回ってきた”カツカレーマニア女子”がよそうヒトサラだからこそ、追求された完璧な黄金比と“深み”ある味わいを堪能することができるんです。この町のモチベーショナルスピーカー・アリサさんに会いに行ってモチベをあげてもらおう。彼女との出会いが、人生のターニングポイントになるかも?