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サケトメシ

Who

徳広 勇太

君は、この”味”を知っているか。

サケトメシスタンプ
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担当者名徳広勇太
住所大阪市西区九条1-13-1
電話番号090-5244-8889
大阪メトロ最寄駅中央線九条駅 徒歩2分
最寄駅
営業時間18:00〜23:00
比較的空いている時間帯18:00〜19:00

インド料理やタイ料理など、もはや定番になりつつあるほど充実している日本のエスニックフード事情だけど、「ミャンマー料理にハマってて」と真っ先に答える人はどれだけいるだろう?

利便性と穏やかさが合わさった九条駅にある『サケトメシ』さんは、大阪でもめずらしい本場ミャンマーの味をそのまま楽しめるカレーとお酒のハイブリット酒場。

導かれるままにミャンマーを訪れ、その虜になった店主・徳広さんが語る魅惑のミャンマー料理とは?

お店を始めるまでの経緯を教えてください。

「20歳の頃は美容専門学校へ通い、美容師を目指してたんですが、なんかちゃうなあと思い、就職せずそのまま飲食店の道へ進むことにしたんです。居酒屋が好きなので自分でもやりたいなと思って13年間居酒屋で働いていたのですが、その中でスパイスカレーが流行り始めたんです。こんなんがあるんかあ~と物凄くハマって。最初は独学で作って、『徳広飲食』という屋号でカレーイベントに出店してました。段々やってくうちに自分のカレーが確立されてきて、カレーも居酒屋も好きやし合わせてやったらいいやん!という感じで『サケトメシ』は誕生しました。」

他にはない『サケトメシ』だけの特徴はどんな所ですか?

「8年前はスパイスカレーもそこまで浸透していなかったし、今でこそ『スパイス呑み』は流行ってますがカレーとお酒が楽しめるお店って少なかったんです。日替わりカレーをやりつつ居酒屋メニューも提供してたんですが、あるときミャンマーと出逢うんです。」

ミャンマーとの出会い!?めちゃくちゃ気になります(笑)

「常連さんの奥さんがミャンマーの方だったんですが、手作りのミャンマー料理を持ってきてくれたとき、おいしくて衝撃を受けたんです。スマホでレシピを検索してみるんですが全くヒットしなかったので、現地に行ってみた方が早い!と思い立ち、3ヶ月後にはミャンマーを訪れていました(笑)。地元ローカルのお店などに潜入して教わったミャンマーカレーの味を、大阪で再現しています。」

魅せられてやまない、ミャンマー料理の魅力とは?

「様々な国に囲まれた内陸国なので、いろんな国の調味料や文化が入り混じる良い所どりの味ですね。これは日本人の舌に合う味はずだ、という自信があるので、僕の店では日本人ウケするようにアレンジするのではなく、現地で教わった通りのレシピでそのままお出ししています。 

ミャンマーの方が500人ほど集うイベントがあったときも、現地の味をそのまま提供してるミャンマー料理店もなかなか無いので認知してもらっていて、呼んでいただいたんですけども日本人は僕だけ、みたいな(笑)。料理を提供させてもらうと『お母さんの味がする』と地元の方に評価していただけたのは心の底から嬉しかったです。」

なぜ九条という地を選んだのですか?

「飛田新地のような色街が現存していたり下町らしさが残っていたりして、それに比例するかのようにお店の人も常連さんもキャラの濃い人が多くておもしろい町なんです。『なんであえて九条なん?』とよく聞かれますが、22年間住んできて馴染みある街だし『こっからスタートしたいな』という思いがあって。

以前は年配の方が多かったですが、今はひとり暮らし世帯用マンションも増えてきたし、意外にアメ村や難波が近い。その上、バス一本で梅田に行けたりと実は九条って交通の便が物凄くいいんです。その影響で若者も徐々に増えてきてるんです。そうすると飲食業も活気付いてくると思うので、今良い流れですね。」

お客さまとの繋がりを感じることは多いですか?

「コロナの2年間はテイクアウトのみ行っていましたが、常連さんのおかげで何とか乗り越えられました。 閉店後に一緒に飲みに行くぐらいお客さまとの距離感がとても近いです(笑)。カウンターという作りもあってか、人生相談や恋愛相談を受けることが多くて。僕自身人見知りなんですけど、やっぱりいろんなことに興味があるし、新しい発見があるので人と話すことが好きです。

今どきの人たちの出会いの場ってマッチングアプリが主流だと思うんですけど、僕たち世代で主流だった合コンより人情味が無くて、なんか寂しいじゃないですか。なので、お客さまにプロフィールカードを書いてもらって、僕が司会になってお客さま同士をマッチングさせるっていうこともしてます(笑)。このカウンターがまさに『出会いの場』になっていますね。」

周年記念のときには、この小さなお店に100人が集まったそう。それほどまでに愛されるお店とオーナーの徳広さんは、知れば知るほど味が出てきました。

「トゥクトゥクあるんですけど見ます?子どものお迎えとか買い出しもこれで行ってて。意外と安く買えるんですよ。」

日本の、それも九条でトゥクトゥク?あまりにも唐突で混乱する我々をよそに、鮮やかグリーンが眩しい愛車ににまたがり、ノリ良く無邪気にファンサービスをくれた徳広さん。いや、濃すぎる。こんなにぶっ飛んでるのになぜかすんなりと受け入れられてしまうのは、徳広さんだからだろう。遊びゴコロたっぷりのフリーダムな店主、会いに行かない理由が無い!

徳広さん、ものすごいヴァイタリティですね!キャラクターが最高!

「思い立ったらすぐ行動!というタイプなんです。『今日を楽しめばOK』がモットーで、明日死んでも良い、ぐらいの気持ちで毎日自由に生きています。ちょっとした悩みは誰しもあるから、そこで立ち止まるより出来ることがあると思うんです。シリアスな悩みのある人にも、カレーで救いの手を差し伸べられたらと思います。

あと、好奇心と行動力はめっちゃ強いです。カルチャーが好きで、興味があることはまずやってみたい。じっとしていられないし、常に新しい刺激を求める性格なので『旅』は間違いなく僕のモチベーションの源泉ですね。バンコクで仕事も兼ねてカレー屋仲間とイベントを開催したこともありました。世界情勢が落ち着いたら、またすぐにでもミャンマーへ飛んで行きたいと思っています。行くたびに新しい価値観の発見があるし日本の現状も見えてくるんです。」

『aeru Osaka手帖』を持って訪れる方へひとこと

「まずはミャンマー料理を食べてほしい、に尽きます!ミャンマーには味噌や納豆などの発酵食品があったりコシヒカリを育てていたりと、日本と近い食文化があるので食べやすいはずです。美味しかったし楽しかったから次もまた来たい!と思ってもらえるのが一番嬉しいです。」

味ある店主も、どこか懐かしいローカルフードの風味も。「こんな世界があったのか。」九条には、あなたがまだ知らないスパイス効いた未知の世界が広がっているはず。