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パンダ専門店・大阪ぱんだ

Who

永田 佐和子

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担当者名永田佐和子
住所大阪府大阪市浪速区日本橋4-13-15
電話番号
大阪メトロ最寄駅恵美須町駅 徒歩 5分
最寄駅なんば駅 徒歩10分
営業時間不定休(だいたい13:00~18:00)
比較的空いている時間帯イベント・シーズンによって変動


日本橋は誰かのいろんな“好き”が集まる街。恵美須町駅近くの日本橋商店会にも、たくさんの“好き”が集まっています。そこで溢れんばかりのパンダ愛を語るのは、店主の佐和子さん。
大好きなパンダと描く彼女のストーリーを皆さんにお届けします。


なぜパンダのお店を?

「最初は兄とパンダ焼きのお店をしていて、兄が別のお店を始めることになったので引き継ぎ、移転しました。それも兄はたい焼き屋にするつもりだったんです。パンダの型が販売されているのを知っていたので、『パンダの型どう〜?』って聞いてみたら『珍しいからいいや〜ん!』って兄も乗り気で(笑)その時は、お店をパンダだから手伝っていて、パンダじゃなかったら手伝っていなかったです(笑)

兄が焼き焼きしている隣で私は雑貨を出せたら素敵だなと思い、オリジナルのパンダを描いたスプーンを販売し始めました。私はいろんなパンダコレクションをお店に飾れるだけでもう大満足だったんです。なので、お店をやりたいとも思ったことがなくて。こうなるなんて夢のまた夢でした!」



名前やロゴには大阪愛とパンダ愛がぎゅっと詰まっています

「観光の方が多いので大阪っていうのを推したくて。私も地方に行くときは、地域名 パンダって調べてから行くんですよ。だから、『絶対大阪来る人も 大阪 パンダ って調べるやろ!』と思い、この名前にしました。ロゴには大阪の地形、ハートはパンダ愛という感じで、地元もパンダも大好きで全部詰め込んでいます!(笑)」



絵を描くのがずっと好きだったと話す佐和子さん
オリジナル商品についてもお聞きしました!
「最初はスプーンやキーホルダーにウッドバーニングで絵を描いていました。コロナ禍を経てデジタルで絵を描けるようになり、缶バッチやポストカードなどの製作を始めました。デザインは生活から根ざしたものが多く、テレビを見ててよく聞く言葉があれば、パンダに言わせたくなるし、流行っているものがあれば、パンダにやらせたくなります。常にパンダだとどうなんだろうと考えています。」





なぜこんなに多種類のパンダパフェが?

「節分の時に作った鬼パフェの赤鬼がパンダの赤ちゃんに似てる!って気づいたんです。
赤ちゃんパンダはちょっと毛がふわふわと生えてきた時に、お母さんが舐める唾液でピンクになる時があるんですよ。それがむっちゃ可愛くて…!大人パンダと並べたら親子パンダパフェができて、そこからバリエーションが増えていきました。」


壁一面に飾られたパンダグッズに圧倒…!そこで気になるものを発見!

「これは名付け親証明書で、2度名付け親になったことがあるんです!どうしても自分の名前を入れたくて、“永”を入れて応募したら当選しました。名付け親には特典があって、木箱に入っている赤ちゃんパンダとツーショットが撮れたんです。出会える権利とかマジか!!って…すごく嬉しかった!」





「パンダグッズといえども思い出が詰まっているし、頂き物も多いのでその方の顔が浮かびます。全部特別だなあって思います。」と優しく笑う佐和子さん。移転前のメニューのアルバムや飾っているパンダグッズの思い出をたくさんお話しくださいました。

また、家にはこれの1000倍以上のコレクションがあるそうで、お店の壁に飾りきれないものは天井にまでいくことになるかもと2人で笑ってしまいました(笑)



佐和子さんにとってパンダとはどういう存在なのでしょうか?

「ほんまに生活の一部です。動画を見るのもいてるのも、自然で親近感があります。幼い時から好きな動物なので、神格化されているというよりも親しみがあります。なので、会った時も『よっ!また会いにきたよ!』という気持ちです(笑)1人でパンダに会いに行く時は、もうずーっとパンダの前にいます!」



日本橋商店会は、大通りから少し入ったところにあります。

ここでお店を開き、どんな素敵なことがあったのでしょうか?

「私と同様、1人店主でやりたいことを追求されている方々が多く、すごく刺激的です。メイドさんをやられていた方がお店をしていたりとみんなこだわりがあるんですよ。

本当にみなさん優しくて。私より前からいる方は、もう大先輩なので、凹んだ時『そんなこともある』と励ましてくださいます。ここは、6年前まではシャッター街だったんですよ。知り合いがお店を出していて、知っている人がいると安心やしと思って来ましたが、ここにして本当に良かったです!

あと、下町で路地裏みたいなところもお気に入りですね。静かで創作活動にも励めるのでアトリエに似た空間でもあります。」



佐和子さんに会いに来る方々にメッセージをどうぞ!

「パンダ好きさんやったらぜひ立ち寄って欲しいし、もしパンダに興味がなくても、世界にこんなパンダ好きがいるんだと見に来ても楽しいかもしれません!興味の有無は関係なしに、私もいろんな方からパンダのお話を聞けるのは楽しいです。それぞれパンダに対する見方は違うので、新鮮で面白いです。」



誰かが何かに夢中になれる街でパンダ専門店を立ち上げた佐和子さん。

パンダでいろんな人と繋がり、思い出を抱えるこのお店に訪れ、あなたも素敵な思い出を紡ぎましょう。