担当者名 | 小山協子 |
住所 | 大阪市阿倍野区美章園3-2-2 |
電話番号 | 06-6622-1117 |
大阪メトロ最寄駅 | 文の里駅 徒歩7分 |
最寄駅 | JR阪和線 徒歩2分 |
営業時間 | 火曜日〜土曜日 11:00-17:00 |
比較的空いている時間帯 | 15:00〜 |
文の里駅の近くには、アートに恋する母娘が営むカフェギャラリーがあります。店主は協子さん(写真右)と佑美さん(写真左)です。店内はアート作品や雑貨で彩られていて、見るだけじゃなくても楽しめるワークショップや気軽にお話しできるコミュニティがあるんです。そんな楽しくてアットホームなお店を作り上げるおふたりにお話しをお聞きしました!
このお店を立ち上げた理由は?
協子さん
「私は絵を描くことや料理が好きで、娘はお菓子作りや雑貨がすごく好きなんです。お互いの好きな物を合わせて誕生したのがこのお店です。カフェのスイーツや雑貨を担当しているのが娘で、私は料理やギャラリーを担当しています。」
店内にはいろんな楽しみがありますが、お客さまの反応は?
協子さん
「飲食やアート、雑貨まであるので『いっぱい楽しめたわ〜!』と喜んでくださいます。みなさんとても楽しめるみたいで、『居心地良かったから長くいてごめんなさい。』ってよく言われていました。ギャラリーだけだと入りづらいかもしれませんが、カフェも併設しているので『コーヒー飲めますかー?』と、割と入ってきやすい雰囲気だと思います。」
佑美さん
「初めて1人でカフェしに来られる方も多いです。あと、お客さま同士の仲が良くて楽しくお話ししていますね。常連の方がギャラリーの説明をしてくださったり、作家の方も来られるので作品の説明もしてくださいます。ギャラリーがあるのでお話も弾みますし、見ることもお話することも楽しめると思います。」
ギャラリーには多くの方の作品が展示されています
いろんなワークショップもされているのを拝見しました。アートを教えてもらいながら作れるのは素敵ですね。
佑美さん
「私が手作りが好きなこともあり、お店をする前にアイシング教室もやっていたのでワークショップを始めようと思いました。ワークショップはテーマを限定せずに、みなさんのやりたいことや目新しいことなど、なんでも開くことができます。タイル作家さんのワークショップや季節のお花のワークショップなど様々なものがあります。」
ランチが日替わりというのもお客さまが楽しめて素敵です!
協子さん
「ランチはなるべく野菜を多くし、華やかにしています。お客さまが華やかなお料理を見て『うひゃっ』と言って喜んでくれるのが好きなのと、『お母さん美味しかったわ』って言ってくださることが嬉しいです。日替わりなので、毎日どうしようどうしよう、何しようって言いながら作っています。」
佑美さん
「さっきも『明日何にしよう』って2人で話していました。(笑)ランチがヘルシーなので男性の方も定期的にいらっしゃいます。」
健康ジュースや季節のお野菜で栄養満点なランチが楽しめます。ワークショップ前にもみなさんで協子さんお手製のランチを楽しむことがあるそうです!
お母さんは器もお好きで、棚には可愛い・面白い器がずらりと
アートに関するおふたりのことをお聞きしたいです!
佑美さん
「高校は工芸高校に通っていました。今はカフェが忙しく、製作はできていませんが物作りが好きです。友達も物作りが好きな子がいて、販売している雑貨は作家友達の物もあります。」
協子さん
「絵を描き始めたのは30年くらい前からなんです。いくつか本を出版したこともあります。絵葉書から始まってできるものはやっていこうと思い、大きな日本画も描いていました。自分で教室を開き、絵も教えていますよ。」
SAKURAという名前の由来は?
協子さん
「特に桜が好きで決めました。桜は1年中華やかで、他の花よりも季節が限られないその安定さからこの名前にしました。」
こちらの入口のSAKURAや看板の絵も協子さんが色を塗ったんだそう。とても可愛いです。
SAKURAさん独自の公募展もあるそうなんです。
協子さん
「最初は楽しいかなくらいで始めたのですが、続けていくうちにみなさんが力を入れて描くようになり、絵も集まるようになりました。」
佑美さん
「お客さまやプロの作家さんが審査されるものなどいろんな公募展がありますよ。年齢制限がないので、お子さんも応募してくださいます。大人の方ですと、学生の時にアート経験があり育児でできなくなってしまったけど、もう一度始めようかなと絵を描き始めた方もいらっしゃいます。
カフェに来たおばあちゃんやお子さんも投票するので、プロの作家さんが1位になるわけではないんですよ。どの作品が入賞するのか分からないのがまた面白いところなんです。」
協子さん
「ずっと展示に出してくれている小学3年生の子がとなりの人間国宝さんになったり、百貨店や東京で展示するようなプロ作家さんがこの展示からスタートして有名になったりしています。」
「本気でも遊びでもそれはそれで良い」と協子さんはおっしゃいます。
お母さんの出版物も拝見しましたが、水墨画の掛け軸は迫力がありいろいろお話しを聞いてしまいました。その掛け軸はお嫁に行かれたそうで、協子さんのセンスに圧倒されました!
aeruOsakaを見ている方々へメッセージをどうぞ!
「おひとりでも複数人で来ても色々楽しむことができます。ギャラリーや公募展をやっているので、ぜひ見にきてください。」
おふたりからたくさんのエピソードをお聞きしましたが、「ちょっとやってみようかな…」でいろんなことにチャレンジできる後押しをしてくださるお店だと感じました。また、イベントや展示会が多く開催されていますので、アートが好きな方もアートのことよく分からないけど気になる!という方もぜひ協子さんと佑美さんに会いに行ってみてください。楽しいアートの世界に招き入れてくださいますよ。