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豆家食堂

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仲本恭子

毎日食べたい“ふつう”に出会える

豆家食堂スタンプ
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担当者名仲本恭子
住所大阪市北区中崎1丁目6ー2中崎ビル1階
電話番号080-1424-6591
大阪メトロ最寄駅谷町線中崎町駅 徒歩2分
最寄駅JR大阪駅 徒歩15分
営業時間月・水・金 12時〜21時30分(21時ラストオーダー)
比較的空いている時間帯15:00-17:00

豆家食堂は中崎町駅のすぐ近くにあり、なんともホッとするお店なんです。いかにも食堂!お家ご飯!というお料理とおやつ。そんな普通だからこその良さってありますよね。落ち着く、一息つける、そんな店主とお料理の味をご覧ください。



お店を構えることになったきっかけは?

「自分に何ができるんだろうって思った時に、やっぱり料理を作ることが1番だと思いました。前職には良い人が多くいましたが、熱中できるかと言われたらそうでもないなという気持ちがあって。店を開く前に間借りカフェやバーで週に1回店長をしていて、そこで経験を積んでお店を出すに至りました。親友に「人生あっという間やで」って言われたのが結構自分に響いて、このままやらへんかったら一生後悔するなっていう気持ちも背中を押してくれたかもしれないです。」



入店してすぐ落ち着ける空間だなと、ホッとしました。

「ご飯って毎日のものなので、お客様が気軽に来てくれて、肩肘張りすぎない方が自分も続けやすくて良いような気がします。間借りカフェの時から来てくれた友達がお味噌汁を飲んだ後に「は〜っ」って息を吐いて、「ホッとする」とよく言ってくれたんです。その言葉がいつも自分は嬉しくて、それを大事にしているかもしれないです。出汁って普通のものですが、その普通を大事にしています。料理って組み合わせが決まっている訳ではなく無限大なので、面白いこともしてみたいなと思いながら作っています。こんなんでいいんかなって思うこともありますが、お客様が優しく受け入れてくれるのでありがたいです。」



店名にもあるように家みたいだと思っていました!

「味噌汁は安心させてくれるのでお客様はお好きなんじゃないかと思っています。なので、家という意味では、ここに来たらこれやなっていうのがあると思います。近所の方がふらっと来て、食事をされることが多いので、お1人で来られる方が多いですね。女性も多いですが、会社帰りの男性や単身赴任 の方も食べに来てくださいます。ご年配のお客様の中には、ご自身はここで食事をとって残業している息子さんのためにお弁当を買って帰られる方もいらっしゃいます。」


中崎町はオフィス街や梅田駅に近く、ゆったりとした空間を求めている方には欠かせないのかも。


豆家食堂の由来は?

「私がいつからか“ぴー”や“ぴーちゃん”と呼ばれていたのですが、高校生の時に先輩に『ぴーっていう名前を漢字で書けるんやで〜』って言われて、それが漢字の“豆”だったんですよ。『え?豆ですか??』と思ったので、それがずっと残っていました。間借りで1日店主をする時に店名が必要だったので、『ぴーの家みたいな食堂にしよう』とこの名前にしました。この家というのが自分の思いなんです。」



食材探しも苦戦するそうで…

「市場に行った時に、たまたま良いのがあった!キラキラ〜ンみたいな、これ使う〜〜!という食材に出会うこともありますが、どうしても仕入れがうまくいかない時や馴染みないものだと仕込みの時にしんどくなってしまいます…

でも、美味しくなってくれたらしんどいのも報われます。友達が近くで畑をしてはるので、新鮮な野菜を仕入れられたら、『よっしゃー!美味しくしてやる〜!』ってやる気が出てきます。」


車移動の旅行では、道の駅や産地直送のお店に寄り、その地域の食材をガサっと買って帰ることもあるのだそう。

お店をする前も料理を振る舞っており、大学ではタッチフットボールをされていたという仲本さん

「間借りをする前だったと思いますが、結婚式のご飯を友達と徹夜で準備して料理を持ち込んだことがあります。今思うとよくそんな体力があったなあと思います(笑)

卒業後もチームの子とスポーツは続けていたので、サークルのOBOGパーティーや試合に出るためのミーティングがあった時に料理を振る舞っていました。その時に、『じゃあ、なんかおでんとかカレー作っとくわ〜』みたいな感じで簡単なものにはなりますが、料理を作るとみんな喜んでくれて楽しいなと思いました。」


ご友人が作ったロゴや常連さんが作った豆家食堂専用のサウンドトラック“豆家食堂 Good Music”など素敵な繋がりがちらほら。間借りでカフェやバーをしていた時からのお客様もお店にいらっしゃるそうです。


仲本さんが素敵なレシピ本についてお話しくださいました

「料理好きな親友が手帳にレシピや美味しい店をめっちゃ書いていて、その子の周りの友達でなんか一冊の本にしたいよなって、みんなで手分けして作ろうという話になったんです。書いてあるレシピを再現して、写真撮って編集したりとみんなで作ったんですよ。」


掲載されている料理がとても美味しそうで、尋ねると…

「そうなんですよ、三つ葉刻んで、クリームチーズってめっちゃ美味しいんですよ!」と、アドバイスまでいただきました!

食いしん坊繋がりの友達だと、楽しそうに思い出を語る仲本さん、ご友人のお店とコラボカフェのような形で定食を提供したこともあるんだそう。



仲本さんに会いに来られる方々へメッセージをお願いします!

「1人でやっているのでお待たせします!気軽に来てもらえたら嬉しいです。」



豆家食堂は、ちょっとお疲れなときや穏やかな時間を過ごしたい方にぜひ立ち寄ってほしいお店です。優しい人柄に触れ、お出汁に癒され、“ホッ”と一息、そんな時間をお過ごしください!