担当者名 | SHIZUKU |
住所 | 大阪市天王寺区清水谷町4-1 |
電話番号 | 050-1229-4481 |
大阪メトロ最寄駅 | 谷町六丁目駅 徒歩10分 |
最寄駅 | JR大阪環状線玉造駅 徒歩10分 |
営業時間 | 12:00〜18:30 |
比較的空いている時間帯 | 12:00〜13:30 |
谷町六丁目駅からまっすぐ歩き、右に曲がるとひっそり佇む、雑貨屋“peca(ペカ)”
白を基調とした外装に大きな窓。窓から見える温かな光に吸い込まれるように扉を開ける。
店内は落ち着いた雰囲気でのんびりとした音楽が流れている。カウンターからひょこっと顔を覗かせる店主のSHIZUKUさんが迎え入れてくれた。
pecaの名前の由来は?
「とにかくPがいいなと思っていて、スペイン語でpecaはそばかすって意味なんですよ。それが可愛くて。アイデアとか浮かんできたときも“ピカッ”っとしてて言葉が好きです。」
お店を始めたきっかけはなんですか?
「きっかけは特になくて、たまたま運が巡ってきたからなんです。元々雑貨が好きでしたけど、すごくやりたいというよりは『できたらいいなあ…』くらいで思っていました。そうしたら、タイミングが合ってお店を開くことになりました。
あ、でも、前に勤めていた雑貨屋のオーナーに『雑貨屋やるのならもう40代が最後だよ』って言われて、もしかしたらそれもきっかけになっているかもしれません。」
お店を開くにあたって大切にしていることはなんですか?
「お店を開くときに東京の画材屋さんに『街に愛されるお店になるといいね』って言われて、できればいろんな人が来てくれるといいなと思っています。初めはお客さんが何を喜ぶのかわからないところからスタートしてpecaのイメージに合うかを見ながら、お客様とのコミュニケーションでヒントを拾っています。
あとは、ゆっくり見たいというお客様もいらっしゃるので商品説明のカードを置いていて、会話をしなくても商品の説明がわかるようにしています。」
SHIZUKUさんにとってpecaのイメージとはどういったものなのでしょうか?
「人って気持ちに波がありますよね、静かでいたいとか、明るくいたいとか…なので、ヘンテコリンなものや楽しい気持ちになるもの、モノクロのもの、偏らずに選べるようにしています。でも、楽しげなものが多いかな〜って思います。」
確かに文具もかわいらしいものが目について心が躍ります…! 内装もSHIZUKUさんがアレンジしているのですか?
「特に意識してやっているわけではなくて、良いと思うものを並べています。配置とかもやり始めたらどんどんアイデアが浮かんでくるので…商品を置いている棚は知り合いのお家から使えそうなものをもらいました。綺麗とかじゃなくてワクワクするとか、楽しく感じてもらったら良いなと思っています。」
お客様はどのような方がいらっしゃるのですか?
「大体20代から80代くらいまでの方がお越しくださいます。特にお子様連れのお母さんが多いですね。お子様が一緒だとゆっくり見れないって方もいるので、カウンターの近くで一緒に遊んだりしています。」
カウンター横の絵もお子様が描いたものなのでしょうか?
「『あげる』と言ってくれたのでもらいました(笑)
お子様が商品をぐちゃってしていったりもしますけど、そういう店があってもいいと思います。お子様にも楽しんでもらえるように。もちろんお母さんの方が焦っちゃうけど、それなら『一緒に描こう』って…お母さんも楽しめるし、自分ができる範囲でお客様と楽しめたらいいですね。
お母さんが子どもさんと都会の方に出かけるのは大変だと思うので、プレゼントになるものもご用意しています。あとは、作家さんが商品と一緒に送ってくださったポストカードなど、思い出に残るものも飾っています。」
これから来店されるみなさまにひとことお願いします!
「気分転換で来てくれたらいいなあって思います。文具はリーズナブルなので、気分転換にちょっと変えてみることもできます。このお店にあるかわいくてヘンテコなものや落ち着くものを手に取って、暮らしの中にたのしい気分を持って帰ってください。」
思い出の一片一片を大切にしていることが伝わります。親子でお店に来るのも居心地の良さやワクワクを求めているからなのだと、お話を聞いていてほっこりします。
ちょっとワクワクしたい時にここを訪れてみませんか?
きっと“peca(ピカッ)”っと、素敵な気持ちやひらめきをもたらしてくれますよ。