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TOSA (THE BOLY OSAKA)

Who

間宮 尊

TOSA BOLYのほとりで酔いしれて。

TOSA BOLYスタンプ
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担当者名間宮尊
住所大阪府大阪市中央区北浜2-1-16
電話番号06-4400-4024
大阪メトロ最寄駅堺筋線北浜駅 徒歩2分
最寄駅御堂筋線 淀屋橋駅徒歩1分
営業時間・モーニング&ランチ(カフェ):7:30〜15:00(L.O.14:00)
・ディナー(スシバー) :17:00〜23:00 (L.O.22:30)
・店休日などは公式HPまたはインスタグラムをご覧ください。
比較的空いている時間帯/その他事項・オーナーはディナータイムには大抵おります。
・カフェ営業中もスタンプは押せますが、オーナー不在となります。
・お寿司の提供はディナータイムのみとなります。

モダンとノスタルジーが共存するオフィス街、北浜駅。リバーサイドに並ぶ店はどこもハイセンスで、テラス席から望む土佐堀川や中之島公会堂の景色が人気のエリアです。

大阪屈指のロケーションを誇るこの地で「大阪らしさ」を体現するのが、総支配人の間宮氏が手掛ける『THE BOLY OSAKA/TOSA Riverside Sushi Bar』さん。 デザインやアイテム、そしてホスピタリティなど、細部にまでこだわりが行き届いた空間でプレミアムなひとときを過ごすことが出来ます。

TOSA設立の経緯を教えてください。

「株式会社インフィクスは30年前に父が立ち上げたデザイン会社で、大阪の美容室やバー、商業施設の内装デザインなど幅広く承っていました。空間が好きな人だったので、ホテルの内装デザインや古びた旅館などをうちで買い取って、自分たちでリノベーションなども行っていたのですが、ホテル事業を自分でやりたい、というのがそもそもの始まりでした。

今のTOSAがあるビルも元々うちの事務所として使っていたのですが、4〜6年前に大阪の宿泊業は伸びを見せるようになってきたことと、この梅田でもミナミでもない中間で、緑があり歴史もあるベストなロケーションだということで、ここを改装してホテルを創ったんです。

当時僕自身は東京に居て、ホテル業界と無縁の広告制作会社に勤めていたんですが、かなりしんどくて。そのときちょうどホテルの話があって、じゃあやります。といった流れで転身を決めたんです。」

TOSAのコンセプトはどういったものなのでしょうか

僕の友人はほぼ東京在住なので、大阪に仕事や遊びで来るとなったとき、『なんか面白い場所教えてよ』と決まって聞かれるんですんね。そのときにご飯は安くて上手くて、面白い名物店主さんが居る所などたくさんあるんですけど、じゃあ泊まる所で面白いのは?となったときに、外資の高級ホテルもしくはビジネスホテルしかなくて、“ちょうどいい”がなかったんですよね。

大阪人が『ここは大阪らしくてかっこええホテルやで』と胸をはって言える宿が一つもなかったんです。これだけ観光客が増えてる中でそれって大阪人としては恥ずかしいなと感じたんです。そういう場所を創りたいなという思いを軸にしてきました。

「大阪らしさ」をコンセプトに掲げたものの、「じゃあ、大阪らしさってなんだ?」と試行錯誤してきたと話す間宮さん。

粉もん、お笑い、人情の町….大阪を代表する要素はたくさんあるけれど、中之島のロケーションを活かしつつ、ちょっとした遊び心のある接客など、最終的に「なんだか大阪らしくて良かったな」と思ってもらえるような空間を目指してきたそう。

他にはない、THE TOSA BOLYだけの特別な点はどこですか?

「なんと言ってもこのロケーションです。手前には全室から望める土佐堀川のリバービュー、奥には歴史ある中央公会堂、そして東西に伸びる阪神高速道路。この景色もそうですが、この土地を手に入れられたこと自体が財産です。

外部の方が大阪に来られて、地方創生プロジェクトや町を中心とした新規事業をされることが最近多いですが、大阪の方がもつ“地元ローカルの視点”が貴重なのかなと考えていて。大阪の人間が大阪の資本を活かして大阪らしさを提供する。そこにこそ本物というか、価値があるんじゃないかなと感じるんです。」

『TOSA BOLY』という屋号、とてもユーモラスな響きですね。屋号やロゴ誕生の背景についても伺いたいです

「ホテル業界って結構広く店舗展開してるところが多いんですが、それってちょっと面白くないなと僕は感じていて。その土地でしかやれないことをやるべきだと僕自身は考えているので、屋号に地名を入れてしまえば、ここでやってく覚悟が決まるだろうということで、ランドマークである土佐堀にちなんで名付けました。

ホテルのロゴに星マークを入れることは、ランク評価と混同されてしまうので本当はタブーなんですが、あえてシンボルにしました。ちょっと圧縮された星のデザインを採用することで、『一般的』を目指しつつも他とは一味違う、というメッセージを込めたんです。」

マネジメント面についても教えてください。間宮さんのDNAやエッセンスは、どのようにスタッフの方に引き継いでいるのでしょうか?

「BOLYは完全素人がやり始めたこともあって“異業種参入型ホテル”と呼ばれるジャンルに近く、ちょっと変わったホテルなんですね。それもあって“個性的”というか、映えや話題性に走るホテルと見られるかなと思ったからこそ、正統派で勝負しようと“普通のホテル”を作ったんです。でもその感覚をチーム全体に齟齬なく伝えるのがとても難しくて。

奇抜なことをしろという訳ではないし、かといって硬くなりすぎても駄目だし。どの要素を取っても『これがBOLYらしさだよね』と全員が共通概念として抱いてもらえるように、この3・4年スタッフと一緒に伴走してきました。

最初は僕自身も知識や現場経験も無いので、今でこそマネジメントという立場ですが、接客含め何もかもがゼロベースからのスタートでしたのでレストラン開設までは週4~5でフロントにも立ってましたし、掃除や夜勤などホテルマンとして完全に現場に入っていました。

その成果もあり、最近は何となく共有出来てきたと感じられるようになって。ただ、受け継いでくれている現場スタッフは僕とは違う人なので、僕の完全なコピーではなく、本質は守りつつその人なりの解釈ややり方で在り方は変わっていけばいいと思っています。」

高級感漂う雰囲気から、ラグジュアリーホテルという印象を受けたのですが。

「広さやロケーション、デザイン性、アクセスの良さなど自信はもちろんありますが実はそんなことないんです。ただ、元々のコンセプトが“ちょうどええホテル”なので、万人にちょうどいい訳ではなく、デザインや空間に目がない方が他の一般的なホテルより数千円高いけど泊まりたい、と思ってくださる方々をターゲットにしていまして。高すぎず安すぎず、それでも来たいと行ってくださる方々をしっかり掴みんでいく、という方針でやっております。」

レストラン設営にあたり、なぜ「スシバー」にしようと思われたのですか?

「ヨーロッパからのお客さまが多く、一度に6・7泊してくださるのですが、皆様の行きたいところリストには決まって高級寿司店があるんです。海外の『スシロール』は、日本人にとって名前はポピュラーだけど馴染みがない。日本でも寿司居酒屋は増加していましたし、じゃあやってみるかとカリフォルニアロールなどを中心にスタートしたのですが、案外一般的な寿司を求める声が多くウケなかったんですね(笑)。それならということで、現在はきちんと握りにこだわった、正統派のスシを提供するバーへと転向しました。

自分も寿司は好きですが、格安回転寿司店でも一貫何千円の高級鮨屋でもない、ちょうどいい中間は少ないなと感じていたのもあり始めました。“ちょうどよさ”を求める姿勢はBOLYと同じですね。」

このバーはどのようなオケージョンでも利用できるのでしょうか

「やはり完璧なロケーションとムードが揃っているので記念日に利用してくださる方は多いです。普段使いも出来るバーとしてデザインしていますので、デイリーでももちろんですし、特別な日に大切な方との愛を再確認する場など、様々なシーンで利用していただきたいです。」

TOSAを創業されて以来、一番嬉しかったことはありますか?

「やっぱり友人が来てくれることが最高ですね。ずっと東京で働いていて知人はほぼ東京に居るんですが、ここを訪れたときに、『めちゃくちゃええやん』と評価してくれるのが本当に嬉しくて。やっぱり、身内からの評価が一番グッときます。」

間宮さんが貫いてこられたスタイルやマインドを伺いたいです。

「モットーなどを考えたこともないぐらいブレブレな人間だったりしますよ。ただ、かなり大それたことかもしれないけど、文化の更新を死ぬまでに一度やってみたいというのはずっとありますね。

西洋美術はルネサンス期とかバロック期といったようにそれまでの歴史を塗り替える画法が誕生したときに、時代区分がされるじゃないですか。複雑化された今の世の中ではそういう時代の転換期、なんて無いのかもしれませんが、そのうちの1つにちょっとでも該当するような何かを成し遂げられないかな、と考えています。」

間宮さんはアントレプレナーシップ精神も推進力もあり、“マルチにこなせるリーダー”という印象があるのですが…

「いえ、そんなこともないんですよ。僕一人でやれてることなんて一つもないです。芸術やメディアが専門だったので制作やプレゼン、企画やアイディア出しなど何でもやれはするんですけど、逆に言えば器用貧乏なんです。適材適所で、スタッフのみんなに日々助けて貰って補い合って、ですね。」

aeru Osaka手帖を持って訪れる方へひとこと

「若い方から60、70代の方まで幅広くお越しいただいています。特にバーはお気軽に一杯だけでもどうぞ!

宿泊でもお食事でも必ず素敵な時間を過ごしていただけるはずです。」

鋭い感覚と妥協のない姿勢で、新しいホテルのカタチを提案する間宮さん。彼の審美眼でオーガナイズされた空間は、どこを切り取っても「センスがいいとはどういうことか」を体感していただけます。

ディナーからステイまで、大切な人との大切な夜をTOSAがトータル演出。上質で、落ち着きあるオトナな空間で、TOSAがお送りする「大阪ならではのおもてなし」をぜひ五感で体験してみてください。