担当者名 | オオヤマユリ |
住所 | 大阪市東成区深江南1-9-28-1F |
電話番号 | 06-7708-4252 |
大阪メトロ最寄駅 | 新深江駅 徒歩5分 |
最寄駅 | – |
営業時間 | 9:00〜17:00 (L.O. 16:00) |
比較的空いている時間帯 | 12:00以降 (変動あり) |
新深江駅から5分、静かな住宅街にひっそりと佇む『and.cafe』さん。どこを切り取ってもフォトジェニックな店内に、季節のフルーツをふんだんに使った宝石のようなパフェやトーストからは、オーナー・大山さんの溢れ出るセンスが感じられます。
まるでアートみたいですね! お菓子や料理の修行をされていたんですか?
「それがまったくの未経験なんです。前職は医療従事者でした。 子どもが3人いるんですが、自宅から近くて育児しながら働ける環境が良くてカフェに転身しました。
どちらかと言うと甘いものは苦手で。代わりに質の良い果物には目がなく、ケーキやスイーツより果物にお金をかけたい派です。あと、カフェ巡りより”はしご酒”が大好きです!(笑)」
なぜここを拠点に?
「自宅周辺であるのと、新深江は昔ながらの純喫茶は多いけどカフェが少なく、シャッターが降りているお店も多く、新しい風を吹かせたかったのが大きな理由です。
私にも子どもがいるので、子育て世代のママさんたちが一息つけるような場所があったらいいな。という思いで始めました。」
メニューがカウンターに手書きなのもユニークで、スイーツも大胆で独創的なスイーツ。アイディアの源泉はどこから?
「お恥ずかしながら、パソコンや機械系が苦手なので…直接書いてしまおう!と思ってここに書いちゃいました(笑)
果物やグラス、器を眺めていると、『あ、こんなふうなスイーツってどうかな?』というふうに、頭に浮かんでくるんです。それをそのまま表現してるという感じでしょうか。」
オープンしてからのお店の様子を教えてください。
「『ありそうで無かった。』というお声が評判を呼び、お陰様で5年目を迎えました。オープンして2ヶ月ほどで、平日でも20〜30人のお客さまが並んでくださっていました。多いときは 50人ものときもあって、この町の皆さんを初め、本当に多くの方に助けてもらいながら営業させてもらっています。有難いことです。」
街の雰囲気はどうですか?
「新深江は下町の雰囲気が残る地域なので、チェーン店より八百屋さんや精肉店など個人のお店が多いです。お肉ならここ、とかお魚ならあそこ、というふうにお店選びが出来るので、買い物がたのしいです。下町ならではの良さがあるこの町が好きです。暮らす人もお客さまも良い人たちばかりなのが、この町の魅力だと思います。」
今後の展望などあれば!
「最近はお店も落ち着いてきたので、新たな事業を始めようかなあ…と目論んでいます(笑)。
近所の神主さんとご縁があり、神社の土地活用して何かできないかなって話があがったときに、コスチュームやアイテムを自分好みにチョイスできる、究極の”フォトスタジオ”はどうかな?と考えました。地域活性化に繋がる形で、お世話になったこの町に貢献したいです。」
『aeru Osaka手帖』を持って訪れる方にひとこと
「よく大人しそうって思われがちなんですけど、本当は全然なんです!話してみると、みなさんが思い描くような『ザ・大阪のおばちゃん』という感じで、見た目とのギャップに驚かれることが多い気がします(笑)。
デジタル化の時代ですけど、人同士の繋がりやあたたかみってずっと必要だと感じるので。アナログな出会いを大切にしていきたいなと思っています。」
『インスタ映え』だけじゃない。大山さんの謙虚さと飾らないスタイルが、お店の魅力をさらに引き立てます。
特別な空間で、あま~い美味しさを頬張ってみてください。