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JTRRD

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田村 智美

心ときめく、"カンカクテキスイーツ"に魅せられて。

JTRRD
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担当者名田村智美
住所大阪市北区天満3-4-5タツタビル101
電話番号06-6882-4835
大阪メトロ最寄駅地下鉄谷町線天満橋駅 徒歩約7分
最寄駅
営業時間12:00〜17:00 
定休日:月・火
比較的空いている時間帯平日

天満橋駅を降り、駅舎と町を繋ぐ橋を渡った先にある『JTRRD cafe』さん。フラワーアレンジメントで覆われた店内は「都会の中の森」を演出し、まるでアートギャラリーを訪れたかのよう。ハイクオリティな作品を生み出し続けるオーナー・田村さんってどんな方?

カフェを始めたきっかけは?

「元々ここは、ハンドメイド作品などを扱うセレクトショップでした。お客さまがちょっとお茶を飲みながら私も作業できるカフェ兼アトリエだったんですが、中々人が来なくて。ガラッと形態を変えて、2017年から女性の“美意識”をターゲットとした今のスムージーの前身を始めました。

お店は繁盛しましたが、本来思い描いていた形ではなかったので葛藤はありました。でも自分が創るもので喜んでもらえて、世界へ発信できるなら商材に囚われる必要はないな、と思えるようになりました。」

これまでにないスムージーやスイーツに感動しました。どんなふうに生まれたんですか?
「スムージーなどの美容食品って、大抵は効果や素材の情報を先に知ってから選ぶじゃないですか。でも今日の気分や自分の好きな色で選ぶとか、もっと五感で楽しんでほしくて、「色彩」をメインとしたスムージーを追求しました。そのあと、「スムージーでもラテアートみたいにできないのかな?」と思い、表面にアートを施していきました。自分の腕の成長と共に、お店やビジュアルも進化していったという感じです。」

幼少期から創作やアートに触れ、課題が与えられてゼロベースから形にする環境が当たり前だったそう。代表作の五感で楽しむ色彩スムージーや、グラスに模様があしらわれたアートパフェは、誰も真似できない田村さんだけの「作品」です。 

これまで苦労されたことは?

「アートスムージーが大ヒットして、それに次ぐヒット商品を考えないとっていうのは常にありました。自信持って色々やっても中々当たらないんですよね。そんな中、コロナでインバウンドが減り、周囲のお店がたたまれていく中でもう後がないという状況まで来ていて。

それでも、コロナが少し落ち着いたときに良い商品があれば、来たいと思ってくれる人は絶対いると信じて、魅せ方やメニューの研究を続けていました。動物マシュマロを積んでいくパフェやフルーツポンチ金魚すくいなど、スムージーに次ぐヒット商品を考案できて、またお客さまが戻ってきてくれたときは、『コロナに勝てた!』と誇らしかったです(笑)。」

どのような思いでお店を築いてこられましたか?

「全責任が自分にあるので、プレッシャーは凄くて。でも自由に発想できる環境を与えてもらったので、縛られるのが苦手だった私には合っていました。

昔から凝り性かつ負けず嫌いな性格で、やると決めたことには妥協してこなかったです。そのマインドは、メニュー作りにも活きているのかも。」

とはいえ、以前は本当にネガティブ人間だったんです。お店が成功しても、どうしても自分に自信が持てなくて。それでも負けん気も強かったし、元共同経営者の方のスパルタ指導もあったので、とことん突き詰めてやってきました。いろんな経験をする中で、慢心せず少しずつ自信を積み重ねてきて、やっと一段ステップアップ出来ましたかね。」

周到なマーケティングと持ち前の美的センス、そして「絶対やり遂げる」という強い意思で、今日までお店を守り抜いてきた田村さんですが、ここまで来るには並々ならぬ努力があったそう。

今後の展望は?

「フランチャイズ化のオファーが殺到したときがありましたが、こだわり抜いたアート技術やオペレーション全てに同じ質を求めるので、完全再現してもらえないもどかしさがありました。でも去年独立してこの店舗だけになったので、やっと思いのまま大暴れできます!(笑)今年はマイペースに、自分のしたいことをもう一度スタートするつもりです。」

どうしても伝えたい「座右の銘」があるのだとか。

「『継続は力なり』。中学生のとき知ったこの言葉に、7年間ずっと支えられてきました。成長しながら継続することで、自信やあらゆる力が身についたのを実感しました。

サボり気味だった20代の間も、コツコツ積み上げている同級生はいて。だいぶ出遅れてたけど、30代になったとき、その人たちと同じ土俵に立ってたいな。追いつかなきゃ。そう気づいてから必死にやってきました。

でもそのときに得た知見も今ちゃんと活きてるから、無駄じゃなかったと思います。生きていく中で、目的も夢も当然変わってOK!そしてまた出会ったやりたいことにとことん向き合っていけばいい。どんな道でも続けることが必ず自分の力になるから。」

謙虚さとストイックさが言葉の節々に滲み出る田村さん。この先も、私たちの想像をはるかに超える作品を生み出し、新たな夢を追いかけていくのでしょう。進化の止まらない彼女から、目が離せません。

文:Gori